学部の概要

国際コミュニケーションコース

多様化・複雑化する国際社会の動向を、「言語」、「地域文化・比較文化」、「コミュニケーション」の3つの視点から考察しうる能力を養う

学びの目的

今日しばしば叫ばれている「グローバル化」なる言葉は、国境に阻まれない市場と資金を求める、主に経済分野のニーズから発生したスローガンです。経済がボーダレスになると、それに政治が続こうとします。国内だけでは解決できない政治問題があまりにも多いのが現在の国際社会です。そして、日本で最も国際化の遅れている分野が、「人の交流」といわれています。

国際コミュニケーションコースは、言語・文化などを背景とする、人間や人間が構成する組織の間の相互理解に関する問題について、「言語」、「地域文化・比較文化」、「コミュニケーション」の3つの視点から考察し、国際社会に貢献することのできる人材を育成することを目的としています。

学びの特徴

本コースのカリキュラムは、上述の3つの視点に沿って組まれています。言語関連分野では、1年次の「言語科学概論」にはじまり、「社会言語学」、「言語の仕組み」「英語発音の理論と演習」などの上級科目を履修できます。地域文化・比較文化の分野では、2年次の「比較文化概論」をスタートとして、「ヨーロッパ文化総論」、「アングロ・アメリカ文化論」、「中国文化論」など10以上の各国及び地域文化論を用意しています。コミュニケーション学については、1年・2年次で「国際コミュニケーション総論」からはじまって、「コミュニケーション論」でこの分野の理論と方法論を学び、3年次以降では「インターカルチュラル・リテラシー」「インターカルチュラル・トレーニング」などの応用科目を開講しています。また、「通訳の理論と実践」、「翻訳の理論と実践」、「国際ビジネス・コミュニケーション」などの実践科目も履修できます。これら三分野の科目をバランス良く履修することによって、オールランドな力を身に付けることができます。その上で、本学の長い伝統である充実した外国語教育を通じて外国語能力を向上させれば、その力は、さらに発展したものになるでしょう。

さらに本コースの所定の科目を修得し、論文を仕上げることによって、「社会調査士」の資格を取得できます。

将来のビジョン

本コースで学んだことを基に、放送局、新聞社、広告会社などマスコミ業界、商社、サービス業、運輸業、金融業はもちろんのこと、各種海外協力事業団、国際交流事業、通訳・翻訳などを舞台に、卒業生が活躍しています。また、国内外の大学院に進学し、更に専門的な研究を深める道も開かれています。